ガード加工とは、防水加工あるいは撥水加工とも言います。
フッ素系やシリコン系の樹脂を含んだ揮発性溶剤を着物にむらなく噴霧し、乾いたところで湯のし加工します。
水溶性の汚れは殆ど寄せ付けることがなく弾き飛ばすイメージですが、油性のシミに対しては弾く力がほとんどなくシミがつくこともありますので、その着物の用途に応じて、向き不向きがあるとも言えます。
やまたでは、反物の状態でも仕立てられた状態でも同一料金にて承っております。
ガード加工
ガード加工
画像にはありませんがエアコンプレッサーとガード溶液をエアガンに繋いでいます。エアコンプレッサーの空気圧を利用してガード溶液を均一にむらなく着物に噴霧します。
噴霧後は、十分に乾かした後、湯のし加工の工程に移ります。
湯のし機で高温の蒸気を当てることにより撥水効果をより高められます。